ショート動画解説「正しさに追い込まない」

今回もショート動画の解説をします。


ショート動画「正しさに追い込まない」


皆さんは姿勢の指導、フォームの指導を受けたとき、余計にやりにくくなったことはありませんか?


不満まではいかなくとも、相当の違和感を抱えたまま、どうしようもなさの中でレッスンを終えたりと、苦い経験をされた事のある方は多いと思います。


実は大橋もチェロの指導を受けている時に、「この世の中のいわゆる先生って、できてない所を指摘するのが仕事?!」といつもモヤモヤした気持ちだった経験が、アレクサンダーテクニークの興味を持ったきっかけでした。


アレクサンダーテクニーク教師はレッスンで「正しさに追い込む」事なく、動きを指導していたからです。


今思うと(それ以外の)先生たちが別に悪い訳ではなく、「正しさに追い込む」という方法しか知らなかったのだと思っています。


それは、その先生たちの先生がそうしてきたからでしょう。


ただ、因習的なものが正解であったり正義である、という訳でもありません。


アメリカの教育学の父、ジョン・デューイはF.M.アレクサンダーと親交があり、「アレクサンダーテクニークには教育の原点が含まれている」と評しています。


アレクサンダーテクニーク教師がどうやって正解を提示しないまま、クライアントのパフォーマンスを改善に導くのか、教師トレーニングを覗いたらヒントがあるかもしれません。いつでもNWIを尋ねて下さい。