
整形外科的に異常がなさそうなのに歩き方がおかしいというケースはいっぱいあります
昨日は歩き方が気になる方からのご相談があり、オンラインでお話ししました。
「整形外科で異常がないって言われたのに歩き方がヘンになることってあるんですか?」
と言われました。
あります。
僕が遭遇したケースだけでも、機序が全くよく分からないものがありました。
例えば、急に足がフニフニし出して歩きづらくなった方がいましたが、その直前に加工食品の研究室で働いていて、そこでは添加物が扱われていたとのこと。
アルバイトで起用されて入ってしばらくして、他の方の防具が自分と違ってガチガチだったことに気付いたそうです。
おそらく他の方は大学出身で化学部の勉強などで添加物の曝露の危険性を知っていたのでしょう。
歩きづらくなって病院で検査すると、髪の毛から異常値の金属が検出されたとの事でした。
結局ビタミンの大量投与などでキレーションをして金属を体内から抜いて、しばらく療養したら徐々に戻ったようです。
きっと添加物を大量に吸い込んでいたんでしょうね。
鉛中毒に該当するのでしょうけど、普通の生活では考えられないので、整形外科の先生が見ても分からなかったのだと思います。
他にも、知人の娘さんが思春期に大腿四頭筋だけ効かなくなって、膝で家の中を歩いてました。
医者はヒステリーの一種との見方だったようです。その後のことを聞いていませんから、結局今でも機序が全く分かりません。しばらくして戻ったようです。
他にも、噛み合わせを調整したらフラつきがおさまったなどは歯医者さんから度々聞きましたが、噛み合わせが原因かどうかというと、噛み合わせに関与するファクターが無数にあるので、結局よく分からない事だらけです。
あとは「何かが取り憑いていた」などが原因だと主張して、それらしき事にアプローチして確かによくはなっていたのも見てきましたが、そこまでいくともう大橋には何が何だか分からないので、まあそんな話もありますよ、ぐらいにしておいて下さい。
歩くのは大事です。人は歩いて発展し続けてきました。筋力や体力の話だけでなく、空間移動という面で私たちの脳か何かに作用していると思われます。歩きましょう!